クラブの小史

創立年月日 昭和32年6月4日
R.I.承認年月日 昭和32年6月17日
スポンサークラブ 大阪、大阪北、大阪南の3ロータリー・クラブ
特別代表 神崎 驥一
区域 港区と大正区を中心とした大阪市内
(2002年8月13日変更承認)

大阪西ロータリー・クラブは大阪市では第4番目、第2660地区では第7番目、日本では第221番目のクラブとして創立された。創立当時の区域は大阪北R.C.より割譲された此花区・西淀川区と大阪南R.C.より割譲された港区・大正区の4区にわたる広域を占め、初代会長には平塚正俊氏、幹事は泉谷平次郎氏、創立時の会員数は24名、例会日は月曜日、例会場は野村ビル内の有恒クラブであった。

本クラブの所属地区については、創立当時はR.I.第365地区、その後、昭和45年7月R.I.第366地区、52年7月にR.I.第266地区、平成3年7月R.I.第2660地区に変更、また、例会場も当初は野村ビル内の有恒クラブ、昭和33年3月クラブ関西、39年1月以降、阪神百貨店、平成20年7月ヒルトン大阪にと変更され現在に至っている。その間、鋭意会員の増強、組織の充実に励み、地区内の重鎮クラブとして順調な成長を遂げてきた。

創立以来、ロータリーの拡大に努め、昭和36年1月所属地域のうち西淀川区を大阪淀川R.C.に、44年5月、此花区を大阪西北R.C.にそれぞれ割譲し、さらに55年4月スポンサークラブとして残る港区・大正区を共有する大阪港R.C.(現:大阪リバーサイドRC)の創立に協力した。

クラブ行事・奉仕活動としては、昭和32年11月承認伝達式、47年6月R.I.第366地区協議会、48年3月大谷一雄会員のR.I.第366地区ガバナー(1972~73年)就任に伴い地区年次大会をフェスティバルホールにて挙行また60年5月R.I.第266地区協議会、61年4月中西正二会員のR.I.第266地区ガバナー(1985~86年)就任に伴い地区年次大会をロイヤルホテルならびに吹田万国博ホールで挙行し、その役割を立派に果たし地区の発展に貢献した。

なお、昭和51年2月、58年1月と平成3年10月にI.G.F.、平成16年2月にI.M.、平成28年2月にロータリーデー、平成13年7月に少年少女ニコニコキャンプ、令和4年5月に春のRYLAセミナーのホストクラブをつとめた。

また、昭和53年6月高雄西R.C.と姉妹クラブ締結の調印、57年6月創立25周年記念式典挙行、これに因み25年史の刊行ならびに大正区千島公園に記念植樹を行い大阪市長より感謝状を拝受した。

昭和62年7月から平成2年6月までR.C.のない国からの留学生への学資援助として国際交流奨学金制度を設け、2名の奨学生のお世話をした。また毎年6月には創立記念式典を挙行、平成14年の45周年記念式典では、記念事業として大正・港両区にそれぞれ太陽電池時計を寄贈した。

平成6年6月 国際大会が台北で開催されるに際し高雄西RCを訪問、姉妹クラブとして国際親善につとめた。

平成16年9月神崎茂会員のR.I.第2660地区ガバナーエレクト就任に伴い、平成17年4月地区協議会を開催。ガバナー年度(2005~06年)にはホストクラブとして同年12月に地区年次大会を開催する。

平成19年6月4日、創立50周年式典を挙行、これに因み50年史の刊行ならびに中之島ばら回廊整備事業に協賛、大阪市長より感謝状を拝受した。

平成23年3月11日に発生した東日本大震災において、当クラブが中心となり、気仙沼RC、高雄西RC、大阪リバーサイドRCと協力し気仙沼小中学校の修学旅行支援ほか様々な支援を実施した。マッチンググラントにも取り組み、承認も得られ、無事完了した。

平成24年3月、創立55周年記念事業として、港区八幡屋公園に桜などの記念植樹を行い、大阪市長から感謝状を受けた。

平成29年4月、創立60周年記念事業として、大阪市立鶴見商業高等学校にAEDを寄贈し、6月19日に記念式典を盛大に挙行した。

令和2年6月、コロナ禍において、国際ロータリー第2660地区IM第5組(ガバナー補佐:木越正司)12クラブから大阪府へ緊急用テント4基を寄贈し、大阪府より感謝状を受けた。

本クラブは、地の利と和気溢れる気軽な例会場の雰囲気により、地区ロータリアンの楽しい友好の場として、広く好評を博している。