地区補助金を利用して フィリピンでマングローブ植樹

11月28日から30日まで、木越会員、林会員と私の3名でFVPの地区補助金を利用してフィリピンでマングローブの植樹を行ってまいりました。初日28日はケソン市にあるホテルでフィリピン3780地区のポールハリスフェローの表彰式に参加しました。

また翌日、29日には車で約3時間かけてバターン州のバランガ沿岸部まで移動しマングローブの植樹を行いました。

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潮の引いた午前中に、地元のボランティアあわせて約50名と地区補助金で購入した4000本のマングローブの苗を植え、またカニの稚魚の放流もおこないました。

マングローブは成長すると10mほどの高さになり高波や津波から人を守る緑の防波堤となります。

またマングローブ林は潮の影響を受ける浅瀬にあり、有機物が溜まりやすいのでプランクトン、カニ、エビ、貝類などが住みやすく、地元の人達の重要な食料であり収入源でもあります。ただ最近は沿岸部開発によって急速に減少を続けており、マングローブ林の回復はどの地域においても重要な課題となっています。

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当日は市長も参加され、地元の方と共に非常に感謝していただきました。

今後もこのマングローブの成長を現地のロータリアンとともに見守り続けて行きたいと思います。ご理解とご協力ありがとうございました。

(FVP委員会  井上佳昭)