2012年4月16日(第2598回例会)
担当会員:安部 吉宏 君
私は元々リクルートでサラリーマンをしていましたが、今は独立して株式会社ルートという会社をやっています。ルートという社名の由来は、平方根で割り切れないものの集団という意味でつけましたが、√4は割り切れますので、先に道をつけるというような意味の説明をさせて頂いています。私自身は資格マニアで400以上あると思います。昨日、一昨日と花園でラグビーをして足首と股関節を痛めてしまいました。40歳以上のチームですので興味があれば是非お申し付け下さい。
リクルートをへて行政書士を開業、今もよそで断られた業務をお受けしており、他には資格・検定構築事業等をやっています。私は社会人になってから今は3つ目の大学、神戸大学法学科の博士課程に行っています。本当は4月から京都大学に入学の予定でしたが、神戸大学が卒業できず、こういうオチもあるのかなという感じです。
当社は資格を作る会社、他の会社から依頼を受けて資格を作るのは日本ではうちの会社だけです。資格というのは、一つはノウハウを出せば儲かりますし、もう一つは広めるためというバージョン、従業員を評価する時に資格というものを使って頂くということもあります。
阪神タイガース検定の他にもオリックス検定やガンバ大阪検定もやっています。阪神タイガース検定とは、本当に阪神ファンかという、それだけの話です。僕が阪神ファンで、阪神タイガースに関係のある仕事をしたら楽しいだろうなと、今も毎日問題を5問作っています。どういう分野でもコアなファンはいらっしゃいます。仕事と趣味が近づくと楽しいかなと思って始めましたが、毎日5問作らないといけないというプレッシャーがあります。マスコミでは、デイリースポーツの一面に載りました。ほとんどのテレビ取材も受けて、最近、「マツコ&有吉の怒り新党」の「新・3大○○」に応募しましたので、どこかで放映されるかと思います。
阪神タイガース検定のそもそもの出会いは、デイリースポーツの記者と仲良くさせて頂いて、「こんな検定を作りたい」と話したら、お力添えを頂いて実現した次第です。この検定をやりだして一番良かったと思うのは選手に会えること、問題を作るのでインタビューをさせて下さいという名目でお会いしています。写真を撮らせてもらって、色紙をもらって、問題インタビューに入ります。業界の方のインタビューは、その選手のモチベーションを上げるような、聞いてほしいところを聞きますが、私たちは問題を作るためですので、失敗談など言いたくないこと聞くので嬉しくないようです。そのあたりは私の勉強不足かなと思っています。
阪神タイガース検定をどれぐらいの人数が受けているのかというと、年に一回やっている会場試験に第1回目が3,000人ぐらい、関西大学でやりましたが、とても採算が合わず、今は300人に限って西宮などの商工会議所を使っています。また、インターネット上で無料のネット試験があります。無料だと儲からないとお思いでしょうが、合格した人には3,000円で合格証と合格カードを発行します。これからも色々な資格を作っていきたいと思っています。先ほど、検定によって広めるというお話をしましたが、大阪の企業で作った検定として、リーブ21発毛検定、スーパーホテル安眠検定、ユーハイムバームクーヘン検定とかを無料でやっています。これらはどれだけ良い物を作っているのかをアピールするための検定とご理解下さい。
皆様のお手元の資料に、セクシャルハラスメント相談員通信教育の案内があるかと思います。セクシャルハラスメントは就業規則に入れなければなりません。通信教育ビジネスは一度作れば、どこかの段階で収益がプラスに転じます。今、考えているのは漢字検定で、300万人受けているのであれば、1%流れてきても3万人、検定は万がつくと大成功ですので、真似をしてもいいんじゃないかなと考えています。皆様は「こんな検定ないですか」「こういう資格はないですか」と思われたことはありませんか。国家資格への道というのもあって、これは申請で取った国家資格で、厚生労働省の認可をもらうというものです。
僕は大阪維新の会にも出ており、NHKと毎日放送の放映でど真ん中に映っていたようで、みんなからは「政治家になるんか」と聞かれましたが、政治家になる気は全くないです。ただ、政治家になる人とはお知り合いになりたいなという邪な気持はあります。大阪維新の会は多分賛否両論あるかと思います。賛成するにしても反対するにしても、意見をしっかり言われる方だと思っているので、そういう面においては見習うところが沢山あるかなと感じています。そして大阪維新の会検定が作れるのではないかと、「検定で維新の会が何をやっているのかをPRしませんか」という提案ができないかなと思っています。当社は大阪府、大阪市の入札にも参加しており、大阪産(もん)検定やBCP(Business continuity plan)アドバイザーを大阪府から受託してやっています。検定を作るのはノウハウが必要で、うちのメリットは短期間、3~6ヵ月で一つの検定を作り上げることです。
皆さんも色々な業界で色々な知識をお持ちだと思いますので、その知識をお金に代えるということをお手伝いさせて頂けないかなと、色々な企業とお話をさせて頂いています。売れるか売れないかは名前の付け方の違いで、気になって一回手に取ってみて、買うに値するのかどうか。手に取った人の1割からお金が取れれば採算が合うという形になります。私自身、毎日2時間は勉強し、週に5日、ジムで1時間バーベルを挙げています。46歳ですが135㎏を挙げますので、バーベルの挙げ方検定が作れるかなと思ったりしています。当社は基本的にルール作りが得意で、ルールに沿った問題、ルールに沿った教育、ルール作りをすると助成金がもらえますので、色々な法的制度と組み合わせるのも得意な会社だと思っています。以上で終わらせて頂きます。