フィリピンでのマングローブ植樹

3月7日から9日まで、FVP(未来の夢計画)をすすめるため、高士会長、木越会員、林会員と私の四名でフィリピンに行ってきました。7日はケソン市にあるコスモポリタン・クバオRCの例会に出席し、友好クラブの締結と親交を深めました。

また翌日、8日には車で約3時間かけてバターン州のバランガ沿岸部まで移動しマングローブの植樹を行いました。潮の引いた午前中に、地元のボランティアあわせて約50人と1000本のマングローブの苗を植えました。

 

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マングローブは成長すると10mほどの高さになり高波や津波から人を守る緑の防波堤となります。またマングローブ林は潮の影響を受ける浅瀬にあり、有機物が溜まりやすいのでプランクトン、カニ、エビ、貝類などが住みやすく、それらを餌とする魚や鳥、哺乳類も数多く集まります。このため、海の生き物を育む「命のゆりかご」とも呼ばれています。ただ最近は沿岸部開発によって急速に減少を続けており、マングローブ林の回復はどの地域においても重要な課題となっています。

当日は市長も参加され、地元の方と共に非常に感謝していただきました。

 

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今後このプロジェクトで地区補助金を申請してさらに役立てたいと考えています。これからもご協力よろしくお願いします。

(国際奉仕委員会  井上佳昭)