「ローターアクトクラブ釜山外国語大学訪問に参加して」 (粟村 卓家 君)

2012年5月21日(第2602回例会)

【最初に】本研修を援助くださいました。大阪西RCの皆様並びに今回の釜山外大訪問を企画および現地との連絡に当たった大阪西RACのウォンジ会員の尽力に感謝をしたいと思います。
【研修の感想】憲法九条の鎖につながれた、武の国(軍事国家)日本と文官の国韓国。半島は紛糾しても両国の出先機関のある日本では決してもめない節度に非常に興味を覚えました。
韓国の男性は徴兵前後でがらりと変化します。彼らは血税を払ってこそ市民、国民。徴兵前は男の子と認識されます。今の日本の若者と同じ感じです。
昔は追いつけ追い越せ町全体が肩肘張ったところがありましたが、今は余裕がみえました。但し都市計画などは実行先行。景観や自然保護は2の次のようです。
写真は日本の鞆の浦の様な美しい浜辺ですが問答無用に橋が建っています。
【今後】釜山外国語大学日本語学部との縁を大事に交流を継続し、米山奨学金を利用して日本に来てもらえないかと検討頂きたいと思います。ちなみに釜山外大は関西外大等と関係が有るようです。大学の都合で奨学生を決めるのではなく、クラブ意思で奨学生を選べないかと希望します。写真は釜山外国語大学と夕食懇親会で出された変わった料理で虫の蛹だそうです。食べてみましたが食感はやはり虫です。海外の懇親会ではこういった試練が時々あります。韓国の学生はゲームをするのが好きです。ルールは良くわかりませんが負ければ一気飲みと決っているようです。女子大学生(三回生)のペースで飲んでRAC一名倒れたようです。最後の締めは山内さんの大阪締めです。大阪なまりの英語で、ここでも拍手は日本特有なものでしょう。神道から来ているかも知れません。よ~お~と合いの手は能楽からか?
【終わりに】
海外に出ても現地で生活している人たちとの交流なければ何もならないと考えます。次世代を支える若者が多くの国の若者と知り合うことは非常に有益な事と考えます。加えて今後グローバルな社会において東北アジアの国々の連携は非常に大切です。この研修旅行がそれに少しでも役に立つことを祈りつつ終わりたいと思います。
今後とも大阪西RACを宜しくお願い致します。ご静聴ありがとうございます。