「会長、退任のご挨拶」 (三枝 輝行 君)

2011年6月27日(第2561回例会)

あっという間の一年でした。会員皆様のご協力により会長として職務を曲がりなりにでも全うでき感謝の気持ちで一杯です。本当に有難う御座いました。
会長の就任時に私が皆さんにお願いいたしました、大阪西RCの組織活性化のためのテーマとして、「伝統の中に新風を」を掲げました。大阪西RCも54年の歴史を重ね名門クラブとしての名声を得ているが、実態の活動状況はマンネリに陥っているとしか思えません。伝統だけでは組織の活性化はできません。その時その時に新しい風を吹き込まなければ組織は発展していきません。
その為の施策として、8つの提案をさせていただきました。
第一に、「会員は充実したクラブライフを送っていますか」でした。例会が単なる昼食の場になっていないか、貴重な時間を無駄に使っていませんか、でしたが、これも例会に出席してはじめて言えることで、最低の義務でもある例会に出席しないことにはなにおか言わんや、です。皆様は如何でしたか。
第二は、「四つのテストを実践していますか」でした。例会の冒頭に唱和した内容を公私の生活の場で実践をして頂けましたか。胸に手を当て振り返って下さい。
第三に「奉仕の意味を今一度考えましょう」でした。これに関しては、スペシャルオリンピックスへの奉仕、東日本大震災への援助とこれから数年に亘り大阪西RCとして取り組むべき課題が明確になりました。クラブの主たる柱として続けていきたいものです。
第四に、「会員増強」の問題ですが、大阪西RCは、大阪の東西南北にクラブの中において、最低の会員数に陥っています。これも一部の会員だけの努力ではなんともなりません。他のクラブに比較してクラブライフの長い会員の活動が低調だと思う。本当にこのクラブを愛し、発展を願うのであればもっと積極的になって欲しい。若い会員が発奮するようにして欲しい。
第五に、「豪華でなく質素なクラブでありたい」とのことですが、何も貧弱でみすぼらしいクラブライフを考えているわけではない。つまらぬ見栄を捨て会員が楽しいクラブライフをおくることのできる運営をしていきたいとのことです。年会費を減額したのもそんな意味からです。
ほかにも幾つかありましたが、私の指導力のなさで達成できた項目は少しでした。本当に申し訳なく思っています。私ができなかったことは次期会長が完成をしてくれるものと期待をしています。
つたない会長でご迷惑をかけたことに関して深くお詫びして、私の挨拶に致します。